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2001年11月18日の夜から19日の夜明けにかけて、またあいつがやって来た。
観測場所は当日の天気予報により、関東北部の秩父方面、埼玉県堂平山に決定。
近所のS氏家族と共に18日23時00分出発。山頂付近の民宿”よしの屋”付近、
あまり知られていない脇道を入った場所を18日23時45分にキープ。
”よしの屋”は20数年前、川崎天文同好会の東京天文台堂平観測所ツアーでお世話になった。
ピークは19日未明の1時頃から4時頃で、毎秒どこかに絶え間なく流れる天文ショーは、
10年分の流星群を一度に浴びた様なものである。眩い光跡が火球となりあちらこちらで歓声が上がる。
そしてこれらは間違いなく痕をともなう。
同伴の5歳6歳の幼児たちは、ただ、未体験の天空ショーに歓声ではなく、悲鳴を上げ続けていた。
あの光景は、彼らの生を受けて間もない網膜にどう写ったのであろうか。流星痕もコンコンと覚えた。
想像してほしい。幼児達が睡魔をわすれ、流星群に向かって叫んでいるところを。
そうだ!彼らは流星のことを”願い星”と言っていた。19日を回り、4時過ぎまで延々と彼らはクリスマスに
もらうであろう、ベイブレードの名を叫んでいたのだった。大人のためにも、年末ジャンボの”1億円3億円”
と叫んでくれた。彼らにとって、お願いが普段の1万倍効く一夜であった。
暗い流星が多いと予想されていただけに、感謝感激流星三昧とはこのことだ。2時を過ぎるともう流星群
レッドゾーンに突入状態、天空がこわれてしまうような、これが自然に対する畏怖の感じか!?
3時過ぎには、しし座の頭部付近で10数個の流星がほぼ同時に輻射点から、噴水の様に溢れ出るのを
見た。いやー、まさに教科書通り一点から放射状に、ブッワッワウと飛び出し☆=、数個の停止流星が☆
な状態で光りゆっくり静かに消えてゆく。出現数は1999年ヨーロッパのものに匹敵する。
壮大な宇宙ショーを皆で興奮しながら体験することが出来て、祝 晴天乱舞!!
<2000年までのしし座流星群>
2年前の1999年、ヨーロッパ諸国から中近東にかけて、1時間あたり、3000個から5000個
の流星が出現した。日本では、全国的に悪天候で、1998年よりも少なくみえた。
それでも、埼玉県秩父で、翌日19日午前2時から4時にかけて、流星はその数を増し、1時間30個流れるのを目撃した。
予想外の出現に我が目を疑う光景であった。1から3等星クラスの流星のため、写真に捕らえることはできなかった。
2001年もまだ、しし座流星群の母彗星、テンペル・タットル彗星のチリの密度が高いので、充分期待できたのである。
1833年アメリカで記録された流星の数は、1時間あたり、数十万個といわれる。
33年周期のピークは2001年だったのだろう。
<毎年しし座流星群は出現する。その観測方法>
18日の午後11時30分頃には東の空に獅子座が上り始める。?を左右対称に
ひっくり返した形が獅子座の頭部と前足だ。
1998年11月16日静岡県富士宮市で撮影
98年の富士山は御殿場口2合目太郎坊駐車場、NHK中継車のいた
表富士5合目が、当日の強風の中、大混雑だった。
帰りは、中央道の集中工事の影響もあり、20号線高尾山付近で渋滞
にはまった。
赤点を中心に、放射状に全天に渡り流れる。どの方向を見ていても見られるが、
視野に獅子座を入れておいた方が、見える確立が高い。
晴れていれば都会でも見えるが、郊外の山や海にみんなで行くのも楽しいよ。
秋の深夜はかなり冷え込むから、真冬の服装が必要!!寒くちゃ、30分も外にいられないからね。
横になれるリクライニングシートがあれば、長時間見ても疲れない。
数分おきに星が流れるから、まず、眠くはならないだろう。
<enlarge>
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